生物の遺伝の仕組みを解き明かす出発点となったワトソンとクリックによるDNA(デオキシリボ核酸)の二重らせん構造発見から50周年にあたる2003年の4月14日にヒトゲノム(人間の遺伝子情報)の解読が遂に完了しました。そして、その99%がチンパンジーと共通していると報告されました。

しかし、2004年5月27日に独立行政法人理化学研究所を中心とした国際研究チームから大変興味深い発表がなされました。それによると、人とチンパンジーの遺伝情報の差は、その時まで考えられていた1.23%よりも大きいことが分かりました。
同チームは、チンパンジーの24対ある染色体のうち、「22番染色体」の3350万塩基に渡る全配列を、99.998%の高精度で決定し、情報解読に成功しました。その結果、ヒトとチンパンジーの間には
塩基の種類が変わっている部分が1.44%あったほか、塩基配列が加わったり、逆に欠けている部分が68,000ヶ所も見つかりました。それをあわせた違いは5.3%にもなると言うことです。また、染色体上の遺伝子231個を両者で詳しく調べた結果、192個(全体の83%)で、遺伝子が作り出すたんぱく質に違いがあったのだそうです。
これは非常に興味深い結果ですが、まだひとつの染色体を比較しただけの結果。 しかもヒト21番、チンパンジー22番は小さい染色体なので、全体ではもっと違っているはずです。同研究チームは「両者は進化の隣人と呼ばれるが違いは想像以上に大きい。ヒトへの進化をもたらした遺伝子の解明は簡単ではない」
と話している。
このことから、ヒトとチンパンジーは全く別の種に属する生き物であることは明白です。神様は最初からチンパンジーはチンパンジー、ヒトはヒトとして創造されたからです。
