全ての生命の元になる物質は、タンパク質です。このタンパク質はアミノ酸と呼ばれる有機化合物が結合してできています。
そのアミノ酸は10ないし20個の原子からできています。アミノ酸は炭素原子を真ん中にして、一個のアミノ基(NH2)と、一個のカルボキシル基(COOH)と、それぞれのアミノ酸特有の側索と呼ばれるものを持っています。

側索の種類の違いによって、アミノ酸の化学的性質が異なってくるのです。側索の違いによって、あるアミノ酸は水に溶けやすいのですが、あるものは溶けにくく、またあるものはアルカリ性で、あるものは酸性です。
さて、アミノ酸には数百種類あることが知られています。しかし、生物はその中のわずか20種類だけのアミノ酸を、数十個から数百個使い、タンパク質の元であるポリペプチドと呼ばれるものを造っています。ポリペプチドとはアミノ酸が繋がった長い鎖のようなものです。それが、糸くずを丸めたような固まりになっています。そのポリペプチドの固まりが、1から数個が集まってタンパク質を造っているのです。

では、100個のアミノ酸からできているポリペプチドは何種類ありえるのでしょうか?その計算は
100 ≒ 10130
となるのです。すなわち10の130乗です。それは銀河系の星の数の一千億×一千億より大きい数です。
生物の細胞は、それほど多くの数のポリペプチドができ、またそれに上回る数のタンパク質ができるはずのところから、数千種類のタンパクを選んで、それぞれ独特の細胞の機能を維持しているのです。これは決して、行き当たりばったりでできることではありません。
進化論者は、太古の地球上で、偶然にアミノ酸ができたと言っています。それは不可能なことです。例えできたとしても、それがタンパク質を造るためのペプチドを造ることは、全く不可能です。
また、例えペプチドができたとしても、その膨大な数の中から、どのようにして、極々わずかな有益なものだけを誰が選び出すことができたでしょうか。それも全く不可能なことであるのです。
また、例えペプチドができたとしても、それをどのように繋ぎ合わせてタンパク質に造り上げることができたのでしょうか。最初から、設計図がなければ、絶対になしえないことであるのです。
それは全知全能の神様のみがなし得ることであるのです。
