
福音-よき知らせ-
神様のご存在
- この宇宙や地球、また私たち人間をお造りになった神様がおられます。神様は目には見えませんが、神様によって造られた人間の身体や宇宙の仕組みを見る時に神様のご存在は明らかです。また、人間が木や石で造った神々と呼ばれるものは、ただの偶像に過ぎず、まことの神様ではありません。
人間の生きる目的
- 神様は、私たち人間を神様と交わることができる特別なものとして創造してくださいました。私たち人間は、他の動物たちとは違って神様を喜び、神様を愛することができるように造られたのです。ですから、人間の生きる目的は造り主である神様の愛と恵みを喜び、神様を礼拝して歩むことです。そして、それによって神様の栄光を現すことです。
人間の罪
- ところが、人間はその神様を無視して、神様から遠く離れて生きるようになってしまいました。神様によって造られた人間が神様を無視して、自分勝手に生きることはそれ自体が神様に対する罪なのです。また人間は、ただの木や石である偶像を神として拝んだり、争ったり、嘘をついたり、数え切れない罪を犯しています。
死後について
- 人は誰でも死にます。そして、死後に恐ろしい永遠の地獄で罪の刑罰を受けなければならないのです。なぜなら神様は聖く、正しい方であられて、人間の罪に対して怒っておられるからです。地獄は火の燃える恐ろしい場所で、一度そこに入ると二度と出ることはできません。
十字架について
- 今から二千年ほど前の紀元三十年に、イエス・キリストがエルサレム郊外のゴルゴタの丘で十字架につけられて死なれました。イエス様は、天におられた御子なる神が人となって地上に生まれてくださった御方です。この御方には何の罪もありませんでした。しかし、私たち人間の全ての罪を背負って、罪の刑罰を身代わりに受けるために十字架で死んでくださったのです。
イエス様の復活
- イエス様は十字架で死なれた後、墓に葬られました。しかし、死後三日目に復活されました。そして、多くの弟子たちの前に現れてくださり、生きておられるご自身をお見せになりました。その四十日後に、イエス様は弟子たちの見ている前で、天に帰って行かれました。イエス様は復活によって、ご自身こそ救い主であり、御子なる神が人となられた御方であることをはっきり証明してくださったのです。
信仰による救い
- 誰でも自分がさばかれるべき罪人であることを認めて、救い主イエス様を信じ受け入れるなら、神様はその人の罪をゆるしてくださり、地獄ではなくて天国に入る者としてくださいます。人間は自分の努力や行いによっては、決して天国に入ることはできません。だからこそ、イエス様が十字架で私たちの身代わりにさばきを受けてくださったのです。私たちが地獄からの救いを得る唯一の方法は、イエス様を信じ受け入れることです。
聖書について
- 聖書は、神様が人間に与えてくださった神様のことばです。聖書は約千五百年間かけて、四十人ほどの人たちを通して書かれました。しかし、その内容は一貫しており、最初から最後までつながりを持った一冊の書物です。それは、神様がその人たちを用いて、聖書を書かせてくださったからです。そして神様は聖書を通して、神様がどのような御方か、また私たちが死後どこに行くのか等の人間にとって絶対に知らなくてはならない大切なことを教えてくださっています。