津久野キリスト恵み教会

ふくいん75号 -2022.10-

Q.現実には神は存在しないのではないですか?学校でも進化論が教えられています。

A.進化論は仮説に過ぎません。そして、同種の生物の中に生じる大きさや形の多様性と、新たな種類の生き物ができる進化がしばしば混同されます。前者は神の知恵による適応力によるものですが、後者は起こり得ません。生物は何千年経っても、種の区別を保っています。あなたの先祖をいくら遡っても、人間以外にはならないのです。私たちは、創造主である神のご存在を認めるべきです。
「神は、地の獣を種類ごとに、家畜を種類ごとに、地面を這うすべてのものを種類ごとに造られた。神はそれを良しと見られた。」(創世記 1章26節)


Q.なぜクリスチャンは仏壇に手を合わせたり、墓参りをしたりしないのですか?先祖を大切にすべきではないですか?

A.もちろんクリスチャンは自分の両親や祖父母に敬愛を示します。しかし、上記のような行為は、造り主である神様以外のものを拝む偶像礼拝の罪です。そして、先祖の恩を忘れるべきでないというなら、私たちを造り、生きるのに必要なあらゆるものを何十年間も与えてくださっている神様にこそ最も恩があるはずです。それにも関わらず、何を拝んでも構わないというのは、まさに神を敬わない罪深い態度です。


Q.罪とは何ですか。なぜクリスチャンは、人を罪人(つみびと)呼ばわりするのですか。

A.聖書が語っている罪とは、神のみこころに反することを行うことです。日本では法律を破るなら犯罪者と言われます。ならば、主権者である神の法に背くことをするなら、神の前に罪人です。嘘をつくこと、人と争うこと、不道徳、偶像を拝むこと…などは罪です。私もあなたも、神の前には罪人なのです。


Q.人間は死んだらどうなるのですか?

A.人間は死んだ後で、生きている間に犯した全ての罪について、さばきを受けなければなりません。そして、永遠に火の燃える恐ろしい地獄に投げ込まれ、罪に対する神の怒りを受けなければなりません。しかし、神の御子イエス・キリストを信じる者は罪が赦されて天国で永遠に生きます。
「御子を信じる者は永遠のいのちを持っているが、御子に聞き従わない者はいのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる」(ヨハネ の福音書3章36節)


Q.キリストはなぜ十字架につけられたのですか?

A.当時のユダヤ人の指導者たちがキリストにねたみを持ち、死刑になるように働きかけました。しかし、それは表面的な理由であり、キリストの死は私たちの罪を背負って身代わりにさばかれるためでした。それは偶然ではなく、神のご計画によることです。キリストの十字架の七百年ほど前に書かれたイザヤ書という聖書の箇所に、そのことがすでに預言されていました。
「しかし、彼は私たちの背きのために刺され、私たちの咎のために砕かれたのだ。…私たちはみな、羊のようにさまよい、それぞれ自分勝手な道に向かって行った。しかし、主は私たちすべての者の咎を彼に負わせた。」(イザヤ書53章5、6節)


Q.キリストの復活は事実ですか? 作り話ではないでしょうか?

A.当時、キリスト信仰に敵対する者は多数いましたが、キリストの墓が空になったことはその者たちでさえ認めていました。また、復活が事実でなければ、最初は恐れて隠れていた弟子たちが、キリストの復活の後に命がけで全世界に向けて宣教を始めた理由が説明できません。


Q.本当に信じるだけで天国に行けるのですか?努力すべきではないでしょうか?

A.たとえば、あなたが莫大な借金を背負っているとしましょう。自分ではそれを返すことはできません。しかし、誰かが全額肩代わりしてくれるなら、あなたがどれほど貧しくても助かります。キリストは、私たちの過去の罪も将来の罪も含めて、全ての罪を背負って死んでくださったのです。ですから、私たちにできることは信じて受け取ることだけです。逆に、あなたは自分がどれほど努力しても、神の前には汚れた罪人に過ぎないのであり、恵みが必要であることを認めるべきです。


Q.どうすれば天国に行けるのですか? 私でも救われることができますか?

A.天国に行く方法は、自分の罪を認め、イエス・キリストを唯一の救い主、神として受け入れることです。これは誰にでもできることです。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネの福音書 3章16節)


ぜひ、あなたも神が遣わされた救い主イエス・キリストを信じ受け入れ、罪の赦しと永遠のいのちを受け取る方になってください。また、もし他にも質問があれば、お気軽にお尋ねください。