生物を種類分けして、それを進化論で説明しようとする方法を進化分類学と言います。この生物を分類する仕方は現在でも主流ですがそれは次のようなものです。
人間と猿とはよく似ています。ゴリラなどはいっそう人間に似ていますが猿の仲間にキツネザルという猿がいます。キツネザルは一見して猿であることが分かりますが、しかし、人間には似ていません。むしろ狐や犬に似ていると言えます。犬も狸に似ています。タヌキはイタチに似ています。イタチもネズミにやや似ています。このように似ている動物たちを、ネズミから人間に至るまで順に並べることができます。そして、進化論を唱える人々は、これが進化の証拠であるというのです。
しかし、実はそれは全く間違いであるのです。ゴリラ、チンパンジー、オランウータンなどは類人猿と呼ばれています。類人猿と、猿の仲間のあるものたちは色々な点で似ています。たとえば足のつくりは非常に似ています。しかし、人間の足とは決定的に異なるのです。猿や類人猿の足は、掌のように、親指が、それ以外の4本の指と向かい合い、物を掴むことができるのです。しかし、人間の足の親指は、他の4本の指と同様に下を向き、物を掴むことができません。そのために、地上を歩いたり走ったりするのに都合が良くできています。かかとの骨が発達していて、5本の指が並行して前方に向いている足を持っている、人間以外の動物は、ウサギやカンガルーの仲間です。しかし進化論者の中の誰も人間がウサギのような動物から進化したとは言いません。

このように人体の細かい部分を取り上げると、人間が類人猿と異なる点が数多く見つかるのです。しかし、骨格全体を考えると、すべての陸上動物は、確かによく似ています。首があり、目と耳が二つずつ、手と足は4本、背骨があり、肩の骨があり、背骨と脚の骨をつなぐ腰骨があります。ほとんどすべての陸上動物には基本的設計があることは明らかです。
なぜ、そんなに似ているのでしょうか。それは、それらすべての物を唯一の神が基本的骨格を設計され、各々の動物に住むべき環境を決め、その環境で生きるために適した骨格を与えるために、基本的設計に変化を与えられたことを示しているのです。生物を分類して並べたときに私たちはそこに同じデザイナーであられる神による設計を知るのであって、進化した跡を読み取るのは勝手な思い込みなのです。
