クリスマスという言葉は知っていても「西洋のお祭りで私とは直接関係が無い。」と言う方もいらしゃるかと思います。12月25日はイエス・キリストの誕生を記念とする日です。そしてイエス・キリストとあなたとは無関係ではなく大いに関係があるのです。「では私とキリストとどのような関係があるのですか？」と問われる方にお答えいたします。

神とあなたとの関係

多くの人々が天地の創造主であられる神のご存在を認めず、あるいは無視して生きていますが、実は神と無関係に生きることができる人はひとりもいないのです。自分で生まれようと計画し生まれてきた者はだれもいません。私たちは、神のご計画によって母親の胎から生まれ、神によって生かされ、神によって創造された地球上で生きているのです。ただ人々は、神を無視し、神に感謝せず、神と関係の無い生活を行っているだけなのです。もし神が、「これ以上お前を生かさない。」と言われたならば、あなたはその日に死ななければならないのです。あなたのいのちは神の手に握られているのです。

本当は分かるはずなのに

「神の存在など信じない。」と浅はかに言う人々がいます。しかし、あなたは一度も生きる目的を求めたことがないのですか？もしあなたもそのような人であるならば、真面目に次のことを考えてください。

なぜ人間が地球の上に存在しているのか

なぜ私は生まれたのか

人間とは何者なのか

人間は何のために生きるべきか

人の幸福とは何なのだろうか

人間は死後、無になるのか、それとも何かあるのか

あなたはこれらの疑問の一つも持ったことがないのですか？絶対にあるはずです。ところが、神のご存在を認めない者たちには、人が生きて行くために絶対に必要なこれらの重要な疑問に対しての回答がないのです。あなたも創造主なる神のご存在を認めないならば、ただ「分からない」と答えるしかないはずです。

ご自身を現された神

神は絶対に存在されます。神ご自身がそれを証明されたのです。神はご自分の御子を処女マリヤを通して人とならせられ、その人となられた御子によってご自身が人類に対してどれほど大きな愛を持っておられるかを証されたのです。

その神の御子がイエス・キリストであるのです。イエス・キリストは数えきれないほど多くの奇蹟を行われ、ご自身が天にいます父なる神から遣わされた神の御子であられることを証されました。そして、イエス・キリストはご自分が人間の手によって十字架の上に磔にされて殺されるが、死後三日目によみがえると約束されました。実に、その死は罪を犯したために死後永遠の地獄で罪のさばきを受けなければならないはずの人に罪の赦しを与え、さばきから救い出し、永遠のいのちを与えるためであったのです。

歴史的事実

すべての歴史書と百科事典が認めている通り、イエス・キリストは十字架の上で殺されたのです。これによってイエス・キリストの約束の前半は実現されました。次に、すべての歴史書と百科事典が認めている通り、イエス・キリストは復活されたとすべての弟子たちによって信じられ、認められたのです。そればかりか、イエス・キリストが十字架につけられるまではイエス・キリストが人となられた神であられることが信じられなかった多くの人々がイエス・キリストを信じる者となったのです。そして、またたく間に人となられた神の御子であられるイエス・キリストが罪人を罪のさばきと死から救うために十字架の上で死んでくださったこと、そして死の中からよみがえられたこと、だれでもこの神の御子を自分の救い主として信じる者は救われるという福音が地中海沿岸から、さらに東に、北に、西に、南に向かって、すなわち全世界に向けて宣べ伝えられたのです。

イエス・キリストこそ神

イエス・キリストは復活された後、五百人以上の弟子たちの間に姿を現され、四十日間にわたってご自分が生きておられることを確かな証拠をもって証されました。イエス・キリストはあなたと大いに関係があるのです。世界中でイエス・キリストと関係がない人は一人もありません。イエス・キリストこそ宇宙を、この世界を、そしてあなたを造られた創造者でいます神であられるからです。その方があなたの救いのために、あなたを愛する愛のゆえに十字架の上でいのちを捨ててくださったのです。ですからあなたはイエス・キリストをあなたの救い主として受け入れて神に愛された子どもの一人にしていただくか、それともイエス・キリストを拒んで、神の敵となり、地上においても目的のない、意味のない、ただ無為に時間を費やし、情欲を満足させるためだけに生き、死後に神からその罪の刑罰を受けるかのどちらかを選ばなければならないのです。どうか神の敵にならないでください。そして、イエス・キリストを信じ、地獄から救われ天国へ召される方となってくだい。心からお勧めいたします。